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二式単戦「鐘馗」Vol.1

うぴょ!ブースカです(笑)。

さあいよいよ始まりました、「bu-sukaと地獄猫のプラモデル工房」第2弾!

今回のお題は「中島飛行機」です。その中島飛行機の中の「陸軍の戦闘機」が今回の課題です。

さて困った(笑)。私はほとんど陸軍機を作ったことがないんですね(笑)。艦船が好きなのでどうしても海軍機に目が行ってしまうんです。地獄猫さんも書いてらっしゃいますが、海軍というと「三菱」というイメージがありますね。しかも三菱というと「零戦」。しかしこの零戦には中島飛行機社製の「栄」エンジンが搭載されていたんです。自社設計の海軍の花形戦闘機に他社(中島飛行機社製)のエンジンを積まなければならなかった三菱のエンジニアの方はどんな気持ちだったんでしょうか?トヨタの車に日産のエンジンがのっかってるのと同じですものね(^^;。

いきなり余談から入ってしまいました(笑)。

では今回私が作成する二式単座戦闘機「鍾馗」について簡単にご説明します。

「昭和13年、用兵思想が軽戦格闘主義から高速一撃離脱戦法へと移行したころ陸軍では、軽戦のキ-43の試作発令とほぼ同時期に、速度、上昇力、急降下性能などを重視した高速重戦闘機キ-44の試作指示を中島に発令しました。中島では陸軍の要求を満足させるため大出力エンジンを選び直径は大きいが、当時最大の出力を持ったハ-41に決定、これにより機種は太くなり主翼は高速化のため翼面積をけたはずれに小さくし、主翼後縁には中島独特の蝶型フラップを採用して空戦時及び離着陸時の性能を高めました。テストの結果、離着陸時の視界不良や低速時の安定性の悪さに、九七式戦闘機に慣れたパイロットは戸惑い評判はよくありませんでしたしかしBf-109Eや川崎のキ-60との性能比較では、キ-44の方が優れていたため、昭和17年に二式単座戦闘機として制式採用され後に通称を「鍾馗」と命名しました。

ハ-41を装備した機体は二式単座戦闘機一型、さらに強力なエンジンハ-109を搭載した機体は二式単座戦闘機二型と区別しました。また二型には武装、装備の違いにより甲、乙、丙があり、昭和15年〜昭和19年の間に各型併せて1.227機生産され、防空任務について敵爆撃機の迎撃に活躍しました。」

以上今回作成するハセガワの1/48キットのインストから引用しました。

さて地獄猫さんも書いておられましたが、このキットを最初に見たとき「とても不思議なカタチをしている」というのが第一印象です。飛行機というのは当時のデザインの極致(笑)をいくスマートなものと思っていましたから、、。この「鍾馗」はっきり言って不格好です(笑)。頭でっかちで翼が小さい。しかも水平尾翼の位置がヘン。しかし作りはじめると何となく「かあいいヤツ」と思えてくるから不思議なもんですね。

さて、その「鍾馗」。前述の通り4種類あるんですが今回はその中から二型甲を作ることにしました。BOXARTは二型丙「常陸教導飛行師団」ですが、私は「明野教導飛行師団」を作成することとします。今回も参考書は世界の傑作機(文林堂刊)です。

ところで「教導師団」というのは何なんでしょうか?資料を見ると戦局の悪化により教育を行っていた飛行学校が本土防空も兼任するということみたいです。防空というと相手はB-29ですね、多分。この辺の詳しいことはわかりません。地獄猫さんのこれからの記事で詳しいことは期待しましょう(爆笑)。

それでは中を開けてみましょう。部品数はあまり多くないですね。パーツ数は70点ほどでしょうか?モールドはとってもよろしいのではないでしょうか?このキットは二型の甲と丙が作れるようになっていますが、最近の金型みたいですね。やはり主翼が小さいというのが目を引きます。

作っていきましょう。

コックピット部から作ります。とくに手は入れてません。素組ですが、またエッチングのシートベルト(別売)をとりつけました。なお、この鍾馗は実機が現存しないと思います。機体内部は中島機内色をお約束通りエアブラシで吹きました。エッジの部分にホワイトでドライブラシをし、ブラウン系のエナメル塗料でウェザリングを施しています。1/72と違って1/48はコックピット内がはっきり見えますからね。もっと手を入れる余地があるのでしょうが、図面も写真も手元にないのでこれくらいで勘弁してあげてます(笑)。ただ、インストではパネル部がフラットブラックになってますが私は機体内部色にしてます。これは他の飛行機等からの憶測です。メーター部の黒と違う色みたいでしたので、、。そして機体側と接着します。

飛行機を作っていく課程はレシプロ機の場合ほとんど同じです。ちょっと乱暴ですが特殊なものがない限り以下の通りです。

1)コックピットを組み上げる。

2)胴体を接着する。

3)主翼を組む

4)水平尾翼を接着

5)マスキングをして塗装

6)主脚の組立と塗装

7)デカールを貼る

8)塗装の仕上げ

9)マスク部を取り完成

たったこれだけの工程なんですが、なかなか完成しない(笑)。しかしプラモデルの楽しみはその周辺情報にあると思います。リサーチの部分ですね。資料や文献(体験記)を読んだりする事がとても楽しいのです。もう一つは塗装ですね。丹念に組み上げてきても塗装が失敗すれば一巻の終わりです(笑)。日本機の場合は特にその汚し方(地獄猫さんの彗星制作日記参照)にあると思います。私も地獄猫さんも模型誌をよんでその作例とかを参考にすることがありません。だって、そのような雑誌に掲載されていることを調べたりするのが楽しいのですよ。資料は写真集と図面。これが基本です(偉そう(^^;)。

最後に余談ですが、今回製作にあたり「某プラモデルメーカー」(バレバレ)さんにキットの箱絵(BOXART)と図面やインストの紹介文をインターネットのホームページで紹介していいか?ということを質問させていただきました。著作権とかなんだかに引っかかるのがいやだったものですから、、、。ご返事はOKとのこと、「かえって宣伝していただいてうれしい」とのことでした。そのときちょっと伺ったのが飛行機本体は国家財産うんぬんとのこと。日本という国はこの国家財産の保存状態がひどいんですよね。昨年ニュージーランドに旅行した私の友人(プラモデルの師匠)が話してましたけど、欧米では博物館とか美術館とかに綺麗に保存されているんですよね。勝手に写真を取ることも「国宝」並に禁止されているそうです。今回作成する「鍾馗」1.227機生産されていて現存は0ですからね。まあ、敗戦国だからといえばそうなんですが、、、。今年もすぐ52回目のあの日が来ますね。

さて長くなりました。次回はこの不思議なカタチをしている胴体と主翼部分です。

二式単戦「鐘馗」Vol.2


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