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このページは地獄猫さんが製作したプラモデルを紹介するページです。

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Hasegawa 1/72 一式戦闘機「誠第一六飛行隊・玄武隊」機

はにゃ、地獄猫です。

長らくお待たせしました、や〜っと完成品をアップすることが出来ました。
いや〜、梅雨で塗装が出来ないのと、体にガタがきたせいもあって全然製作が進まなくって・・・・・・。
(おまけに、たまの晴れ間に塗装しようと窓開けたら「羽アリ」の大群の襲撃にあったりして(笑))

なにはともあれ、これからもよろしくお願いします!

さて、あたしの復帰第一弾は・・・・・・・やはりアレになってしまった(笑)

ハセガワの1/72一式戦闘機です。
いや〜、なんかコレばっかりという気もしますが、スミマセン、好きなんです。



この場でも何度も製作記事を書いているのですが、やはり何度作っても楽しいんですよね。
大東亜戦争の最初から最後まで帝国陸軍の「主力」戦闘機として戦いつづけた一式戦はやはり良い飛行機です。
まあ、速度、武装、防弾の貧弱さはいまさらここで書くまでもないですが、あたしはそれ以前のレベルで一個の「飛行物体」としての、その美しさにものすごーく惹かれますね。
とくに操縦席周りの胴体のラインとか、ほっそりした機体尾部、力強い「飛翔」を連想させる前縁が直線の主翼なんかはほれぼれしますね〜。


実機を一機ほど欲しいぞ(笑)

さて、キットの方は「定番」のハセガワ1/72!
安くて作りやすい最高のキットです・・・・・・・・・とはいうもののやはり古さは否めませんね。
プロポーション、パーツ合いなんかは今でも一級品なんですが、細かい部分で金型の疲労が見られる気がします。
特に脚柱パーツはキズが多くて修正が必要です。

ハセガワさんといえば最近1/48で究極の一型が発売されましたが、1/72スケールもそろそろリニューアルして欲しいなぁ・・・・・・・・・。
(一型はフジミさんからいいキットが出ているのでニ型、三型出して欲しいな〜)

キットの製作記事自体も、この場で何度も(しつこく(笑))やっているので、重複してしまうので細かい部分は省略しますが、今回は塗装で凝ってみました。

製作したのは「誠第一六飛行隊・玄武隊」機です。
この誠第一六飛行隊は満州は第二航空軍の部隊で編成された特別攻撃隊で、一式戦15機編成です(昭和19年12月4日編成完了)
ベテランパイロットが揃っていたらしく、決戦用に温存されたようで上野強軍曹が台湾沖で特攻〜散華した以外はそのまま特攻待機で敗戦を迎えたということです。


この隊の写真としては「世界の傑作機〜一式戦闘機」(文林堂刊)と「陸軍特別攻撃隊」(モデルアート社刊)で編成完了後、新京東飛行場を出発する際の模様や、途中、特攻機として改修作業(爆装)のために立川航空廠に立ち寄った時の写真が確認できるのですが、目をひいたのはカウリングを零戦風に黒く塗装したきわめて珍しい一式戦が写っていたこと!

今回はこの機体を製作してみました。

冒頭で書いたとおり、開戦から敗戦まで使われ続けたせいもあって、非常にバリエーションに富む一式戦の塗装ですが、カウリングを黒く塗装しているのは初めて見ました。

非常に不鮮明な写真を自分なりに解釈してみたのですが、機種はニ型の後期型、機体上部は濃緑色のベタ塗りでかなり剥離が激しいもの。
また、一式戦の基本塗装である「ナス紺」の反射防止塗装は施されたうえにカウリングをつや消しの黒であとで塗装したものと判断しました。
部隊マークはどうやら他の機では書かれていないようなので、この機もナシとしました。



排気管はアルミ鉄合金製としましたが、写真で確認できたわけではなくて、あたしの好みです(笑)
なんか戦争末期の物資不足と、それに知恵を絞って立ち向かう技術者の苦労を象徴している気がするもので・・・・・・・・・・・・・。

さて、キットの方は、例によってアンテナ柱を真鍮棒から削り出し、機関砲のガス抜き穴をピンバイスで開口し、集合排気管は真鍮パイプから自作、ピトー管も真鍮パイプで作り替え、着陸灯は翼前縁を削り透明ランナーを加工して埋めこんで再現しました。
脚カバーはアルミ板で作り直してます。
アンテナ線は女性用「つけ毛」の髪の毛(アクリル製)を使っています(笑)
な〜んかいい材質がないものかと試行錯誤した結果、これに落ち着きました。

さて、今回一番の難関は200リットルの統一型落下タンク(増槽)とその懸吊架です。
これはニ型後期型から使用されたもので、キットについている落下タンクは一型とニ型の前期に使われた一式戦専用のものです。
今回の玄部隊機は統一型を装備しているので自作と相成りました・・・・・・・・・。



また、専用タンクと統一型では、取り付け位置が違うのです。
前者は脚の内側ですが、後者は外側・・・・・・・・・。
今回途中でこの事実に気づいたのですが、もう塗装してしまった後(トホホ)
仕方なくキットのタンク取り付け穴をこっそり埋めて開け直しました(泣)なさけない。

懸吊架はプラ版でそれっぽく自作、統一型タンクはストックの中から探したのですが、(多分ハセガワのキットのもの)どうも長さが違うようなので削って短くしました。

まあ、途中で気づいてテキト〜にデッチあげた感は否めませんがフンイキは出ていると思います(?)

そんなこんなで、やっと完成しましたが、自分なりにいい感じになったと思ってます。
どうでしょうね?「零戦風隼」(笑)
敵の米軍パイロットもしばしば一式戦を零戦と誤認していたそうですが、たしかに似ていますね、遠目から見ると・・・・・・・・。


今回は珍しく丁寧に作れたので自分でも満足(自己満足ですが)できるものになったと思ってます。



しかし、このままでは本当に「隼専門モデラー」になってしまひそうなので、次回はなんか違うモノでセめてみたいな・・・などと思っています。
次回もヨロシクお願いします。



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