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このページは地獄猫さんが製作したプラモデルを紹介するページです。

彗星制作日記(1)


空技廠 彗星制作日記(2)

うぴょ!地獄猫です。

彗星夜戦の第2回目ですね。

ブースカさん、とうとう銀河制作記事、発動しましたな〜。う〜む、シートベルト追加とは芸が細かい!それに、ドライブラシまで!・・・・・次回から参考にさせていただきます。

今回はとりあえず、すっきりヘロヘロ素組みでご勘弁願います(笑)

え〜、前回は操縦席の塗装と、主翼の上下を張り合わせただけでした。

補足ですが、操縦席の計器盤は、計器類のモールドが表現されているので、これにそってエナメル系の黒で計器類を筆塗りしました。こういった所は、デカールで再現してくれるとありがたいんですが・・・・・。

さて、次に、胴体左右を接着します。

この際、操縦席のユニットを真ん中に挟んで胴体左右を接着するのがセオリーなんですが、フジミの彗星はあとから胴体下面から操縦席をいれることが出来るので、あえて胴体だけで接着してしまひます。その方がペーパーがけ等がしやすいので。

ついで、機首部分も左右を接着、胴体に取り付けてしまいましょう。ここまでのパーツの合いは特に問題ありません。ついでに、機首左側面にある過給機空気取り入れ口は、穴が塞がっているのでピンバイスで、開口しましょう。

ちょっとした小改造ですが、グッと見栄えが違ってきますよ!作例は、ちょっと穴がズレてしまひました(涙)そして、胴体と主翼をドッキング!・・・・と、ここでこのキット第一の難関が待ち受けていました。

ちょっと・・・・というか、かなり合いが悪いです。

特に胴体下面にはかなりの隙間&段差ができてしまひます。それに、主翼の付け根、フィレット部分もひどい段差が出来て美しくありません。

下面は、パテでしこしこ修正するとします。フィレット部分は・・・・・う〜ん(考え込む)直しようがないな・・・・・・・そのまま組んぢゃいます(てきと〜)

このヘンは、ちょっとキットの古さを感じる部分ですね。

まあ、主翼を取り付けたので、今度は水平、垂直尾翼!実は、この彗星、一つのキットでさまざまな型に対応させるため垂直尾翼が別パーツになっています。ところが、これがやっかい!

垂直尾翼をちゃんと垂直に接着するのは、けっこうムツカシイし、垂直、水平尾翼とも、接着面積が少ないうえ、はっきりいってパーツの合いも良くないので、苦労しました。各部の接着が終ったら、接合部分に溶きパテをぬって、ペーパーがけ!ついでに、ピトー管は、真鍮パイプで作り替えましょう。(これくらいの改造なら簡単!・・・・で見栄えがするっ!)

余談になりますが(製作記事だけだと、面白くないので)

彗星のエンジン「熱田」には、面白い・・・・というかマヌケなエピソードがあります。このエンジンは、第一回でご紹介したとおり、ドイツのダイムラーベンツ社製エンジンDB601のライセンスを取得して、国内のメーカー愛知機械に生産させたものですが、これとは別に、陸軍でも川崎にDB601エンジンをライセンス生産させた「ハ40」を三式戦闘機「飛燕」に搭載しています。実は、陸軍と海軍は別々にダイムラーベンツ社とライセンス契約していたのでした。

ベルリンの陸軍武官がベンツ社及びドイツ空軍省にライセンス取得を申請したところ、すでに日本海軍にライセンスを売っているのでそちらから取得してはどうか、と逆にアドバイスを受け、いったんは日本陸海軍で交渉したのですが、陸海軍の仲の悪さは有名な話!・・・・結局話しはまとまらず、陸軍は新たにダイムラーベンツ社と契約する事になってしまいました。

(ベンツ社は"同じ日本に二度もライセンス料を支払わせるのは商道徳に反する、として、いったんは辞退しているのですが・・・・・)

そのライセンス取得にかかった費用、一件50万円、陸海軍合計100万円!現在の金額に換算して120億円・・・・・・・・・・。

あまりのバカさ加減に、あのヒトラーさえも失笑したといいます(笑)

こんなことやってちゃ戦争に勝てるわけないですな。

さて、製作日誌に戻りますが、いちお〜本体はほぼ完成!

あとは、キャノピー(風防)を本体に接着して塗装・・・・・・・・・なんですが、今回の夜戦型は「斜め銃」が突き出ているんですな〜。

どうやって作ったら良いか、ちょっと考え込んでいます。(キャノピーは別に塗装するか、斜め銃はマスキングして本体に接着して塗装するか・・・・・・・)

それでは、第2回はこのへんで・・・・・・・・。

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