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プラモデルの完成品を展示いたしております。

展示室名

出展品

メーカー

出展者

展示日

10展示室

紫電&紫電改

アオシマ1/72

buーsuka

6/28

あうあう、ブースカです。
今回は紫電+紫電改のダブルキャストで!!(^^ゞ

実機誕生までの背景
日華事変における九五式水偵の目覚ましい活躍に、驚いた(笑)海軍は空中戦専用の水上機の有効性を認識し、昭和14年頃に以下のよう構想をまとめました。「陸上施設のない島部や占領直後の要地における航空部隊配属までの橋渡し的なものとして、防空制空任務を行う飛行機」。
当時の中国空軍を相手にしての成果だっただけに、あまりこの構想は意味がなかったようですが、、(^^ゞ。しかし現実的に「げた履きの複葉機」でも、相手によっては(笑)圧倒できたというのも事実です。というわけで「げた履きだと川西」(いまではフジミかも?(^^ゞ)というわけで、特命を受けて、15試水上戦闘機(N1K)の開発が始められました。発動機は三菱の「火星」です。14試局地戦闘機(のちの雷電)も同じエンジンを積んでいますね。でかい発動機なので、当然ながら、胴体部が太くなります。日本の戦闘機の中ではちょっと異常なくらい不格好なものとなります(まあ、アメリカ海軍機に比べると洗練されているとは思いますが(^^ゞ)。三菱の飛行機は割りと皆、おシリがきゅっと細くなってますね。しかし、川西さんの設計ではそうとはなりませんでした。まあ、「強風」の場合はむりやりガードルでおシリを締めたって感じはしますけど(^^ゞ。しかしいろんな問題があり、なかなか計画は進捗せずに、その代役として零戦をベースにした二式水戦が登場し、活躍することとなります。「強風」が生産されるようになるのは昭和19年になってからで、もうすでに使命は終わっていたんですね(^^ゞ。てなわけで、この飛行機はげたを脱いで、局地戦闘機として生まれ変わることになります。それが紫電です。

紫電について

雷電の代替機として期待された紫電ですが、こんどは発動機が中島の「誉」になります。強風から受け継いだ中翼配置なため当然主脚が長くなってしまいます。短期間で完成させるために改造を最小限に抑えた結果ですが、なんとも中途半端な飛行機になったようですね。これが改善されるのは、紫電21型(紫電改)になってからです。なかでも紫電31型は艦上戦闘機として改造され、あの大和級改造空母「信濃」の公試のときに発着艦実験を行っています。機会があったら作ってみたいと思っていますがどうなることやら(^^ゞ。

なんか実機解説がかなり端折られているような、、、(^^ゞ。あまり思い入れはない飛行機ですからね(^^ゞ。で、作例は紫電11型乙と紫電21型甲です。ともにアオシマ文化教材社の1/72キットです。とても組みやすいキットでこれはお勧めです。あのWLの粘土のような(^^ゞキットではありません。最近の「利根」「筑摩」はイイできですけど

紫電11型乙

素組みです。コックピットにも何の手も加えていません。シートベルトもなし。

機内色はS.D.EのJ14黄緑色(三菱系機内色)そのまんまです。S.D.Eカラーは艶があるので、フラットベースを少々加えてつや消しにしています。とてもいい色だとおもいますよ。最近はこのソリッドカラーを集めていて、使うことが多くなりました。キャノピーの透明度は抜群です。これは素晴らしい。透明マスキングテープ(高粘着)でマスキングしています。胴体、主翼ともストレス無く組み上がります。

「乙」型は尾翼の形状と、主翼の武装が「甲」型と違うことですね。この模型を買うまで、乙型なんて意識もしていませんでしたからねえ(^^ゞ。エンジン部にはプッシュロッドを洋白線0.3mmで追加してるだけです。いつものようにグレーベースにシルバーのドライブラシ。ただほとんどエンジンは見えませんねえ。機銃とピトー管は金属に換装しています。

全体塗装はシルバーを吹いた後、迷彩色はS.D.Eの濃緑黒色(昭和18年以降海軍色)です。ちょっと青みがかかった不思議な色です。がちんがちんに(^^ゞ艶を消しました。色の感じが写真ではわかりにくいかもしれませんが、たばささんがお作りになった「晴嵐」のカラーに近いかもしれません。田宮の缶スプレーの暗緑色あたりでしょうかねえ?紫電改(グンゼ15番、暗緑色)と比べるとかなり違いますねえ。

日の丸は同じくS.D.Eの日の丸色と白を使ってます。S.D.Eの白は隠ぺい力があってとてもいいですよ。しかしながら主翼の日の丸のサイズを間違えてまして(笑)、急遽、上からデカールをはりました。しかしこのデカール版ズレしてて、下地の白がわずかにのぞいています(^^ゞ。胴体部はマスキング塗装のまま、横着をしてカッターマットの上でマスキングテープをカットしたので、円が正確ではないという、、(^^ゞ。しかし、完成させることが今回のテーマだったので、まあ、これで良いでしょう(^^)。

味方識別帯は幅が狭いタイプです。塗料はS.D.E。やや赤みかかったものでこれもGOOD!。
追加工作として、たいしたことないけど、主脚確認棒を0.3洋白線で。アクセントになったようです(^^)。
今回は全く墨入れを行っていません。これもまたこれでかっこいいです(^^ゞ。
マーキングは筑波航空隊の「奇兵隊」。西日本では紫電改の「剣」部隊が活躍していましたが、それに対抗して命名したみたいです。B-29を2機したそうです。

紫電21型甲(紫電改)

今年の第1作だと思います(をいをい、いつの話だ(^^ゞ)。マーキングで悩んでいるうちに、デカールをなくしてしまいました。ほんとは「剣」部隊のどれかにする予定ではいたんですが、、(^^ゞ。したがって、マーキングは全く考証も何もありません。ほんとは終戦後に撮影された無印のやつでもよかったんですが、、。

工作は紫電とかわりありません。ただ機銃の真鍮線が0.5mmってところでしょうか(紫電は0.6mmを使用)。やはりぱっと見にでも分かるように、紫電11型に比べると洗練されています。塗装も先ほど述べたように、グンゼの15番です。日の丸はサンダーバーズカラー(グンゼ327番)。これは全部塗装仕上です。墨入れは田宮のエナメルの黒を使ってホルベインのぺトロールで溶いています。つや消しクリアーで整えています。

制作途中の画像を撮ってません。自分でも完成するとは思ってなかったようです(笑)。

いまWLの「大和」を作り始めてるんですが、その関連で資料を読んでいます。吉田満少尉(副電測士)が書かれた「戦艦大和ノ最後」を読んで一人感動しています(^^ゞ。その中で『外舷ヲ銀白一色ニ塗装セル「大和」、四周ヲ圧シテ不動盤石ノ姿ナリ』てね、事がかいてあって、銀白ってなーに?など思ったりして、模型を作る手も止まっております(^^ゞ。後、艦底が「緑」だったという説もあって、またまた手が止まります(^^ゞ。でも結局は模型で綺麗な色って事で自分自身は納得して、普通に塗装しそうですけど、、(^^ゞ。

最近お休みしてる「プラモデル工房」のお題の部屋ですが、アメリカ海軍機は一応終了いたします。途中のキットは今後の完成予備軍として銃後に、、、、(^^ゞ。次回は計画機、試作機で行くかな?、、、、ほんとだろうか???(^^ゞ

そんじゃあ(^^ゞ。

(今回画像が壊れております。多分MACのくぁどらちゃんのHDに入ってるはずなんですが(^^;)

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展示室名

出展品

メーカー

出展者

展示日

第1展示室

日本軍に鹵獲されたカーチスP−40

ハセガワ1/72

地獄猫

9/28

第2展示室

旧日本海軍「鈴谷」軽巡時

タミヤ1/700

bu-suka

10/15

第3展示室

旧ソヴィエト空軍機「YAK3」

SMER 1/72

地獄猫

11/20

第4展示室

ハセガワ 1/72

地獄猫

12/21

第5展示室

百式司令部偵察機III型

アリイ 1/72

地獄猫

1/5

第6展示室

中島97式戦闘練習機
満州国陸軍航空隊飛行学校所属機「奉天弐号」

ハセガワ 1/72

地獄猫

1/21

第7展示室

立川キー36・98式直接協同偵察機

フジミ 1/72

地獄猫

1/28

第8展示室

地獄猫殿御成婚記念(^^; MIG-9

?? 1/72

地獄猫

5/29

第9展示室

地獄猫殿Jr誕生記念(^^; 九七式戦闘機

ハセガワ 1/72

地獄猫

6/19

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