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プラモデルの完成品を展示いたしております。

展示室名

出展品

メーカー

出展者

展示日

6展示室

中島97式戦闘練習機
満州国陸軍航空隊飛行学校所属機「奉天弐号」

ハセガワ 1/72

地獄猫

1/21

あうあう、地獄猫です。

年始に百式司偵を作ったと思ったら、今度は97式です(をいをい、また97式かぁ?(笑))。
最近ペース速いです(笑)。

というのも、去年後半から「作りかけキット」の山が出来ていまして、その在庫整理をしているからだったりします。「在庫の山が減るまでは新規キットの購入は控える!」という決意の元に、しこしこ片づけていたんですが、かなり減りました!
というワケで今日久々に新しいキットを沢山買ってきたんですが、良いですね〜新しいキットは!
箱を開ける時のワクワク感がタマリマセン(笑)。
そのうち、キット紹介のコーナーにアップしますんでヨロシクお願いします。

というワケで、今回は在庫整理の産物、ハセガワの1/72、97式戦闘機です。
といっても、以前「お題」の方でこのキットは作ったことがあるので、今回はちょっと風変わりなモノでセマってみました。

満州国陸軍航空隊で使われた97式戦闘機です。

実は、去年(株)メデイコムさんから出た「満州国陸軍航空隊」のデカールセットがあったので、それを使ってみました。
このデカール、97式戦闘機5機分、立川98式直協機、99式高等練習機各一機分のデカールが入ってる大変面白いモノです。デカールの質はとても良好!極限の薄さなので貼る時は細心の注意が必要です。(ジツは今回胴体側面文字を貼る時破いてしまひました(笑))

満州国と言えば、言わずと知れた大日本帝国の傀儡国家、時代に咲いたアダ花ですね。
その満州国陸軍航空隊で主力戦闘練習機として使用されていたのが97式戦闘機です。
(後に一式戦闘機も配備されていたようです)
機体塗装など、基本的には大日本帝国陸軍の97式と変わりないのですが、国籍マークが満州国のそれに変っています。満州国の国籍マークは満州国の5つの民族を表した色で構成されています。
(日本=赤、満州=青、蒙古=白、朝鮮=茶、白系ロシア=黄)

胴体側面のデッカイ文字は、民間からの献金により作られた機体を表していまして、大日本帝国陸軍の「愛國号」、大日本帝国海軍の「報國号」と同様のものです。

さて、キットの方ですが、以前「お題」の方でもご紹介したハセガワの1/72!
今回は2度目ということで、前作妥協した点をかなりガンバッテみました。
それにしても、このキット、かなりの「おじいちゃん」キットのようで、相当ヒケ、バリ、パーツの歪みがみられます。昔作った時は、もっとキッカリした印象だったのですが・・・・・・・。
相当金型がくたびれてきているようですね。ただ、基本的にはとてもデキのいいキットなので丁寧に細部を修正してゆけばかなりイイのもになりますよ。

今回作った機体は、車輪カバーを撤去している機体なので、それを再現するのですが、すでにそのためのパーツがキットに付いています!(さらには不整地用低圧タイヤ用のパーツまで付いている!)
ほんとアリガタいですね、これは。
元の主脚パーツの下半分を切り落としてヤスリで整形、ピンバイスで穴を開けた後、キット付属のパーツを接着して完成です。尾橇はキットのままでは、どうも形状が良くないので真鋳棒で自作してしまひました。


これだけでもかなり印象が変ってきますね。
また、望遠鏡式射撃照準器は、キットのパーツではタダの円柱になっているので、ここも真鍮パイプを組み合わせての自作です。(前回は、ハセガワの鍾馗のパーツを流用したのですが、形状が大違い!マチガイでした(笑))
このキットは以上2点をリファインするだけでかなりリアルな出来になります(自己満足)



さて、塗装は大日本帝国陸軍機の標準塗装と全く同様、「灰緑色」単色です。
これはグンゼの128番「明灰緑色」をそのまま使用しました。
ほとんどドンピャリの色だと思いますよ、これ!
艶も塗料そのまま、半艶にしてます。
前回はちょっとつや消し過ぎました。
実機の写真をみても、97式戦闘機の塗装はけっこうツヤがあります。



また、97式戦闘機については大戦後期の多くの陸海軍機のようなバリバリの塗料剥離はほとんど皆無です。今回も剥離の表現は施しませんでした。

全体的にかなり意図的にキレイキレイに仕上げたつもりなんですが、これは実戦部隊ではなく訓練部隊、もしくはあまり実戦を想定していない防空部隊であり、献納機である事をデカデカと機体に書いているのが、なにか国威発揚の為の「デモ機」的なイメージだったからなんです。
少なくとも、戦塵にまみれた力強い「実戦機」のイメージではないですね。

あ、そうそう、コックピット後部の機体上面でキャノピー内に入っている部分(わかるかな?)は、前回は機体色と同じ灰緑色としてますが、写真をよく見て調べてみると機体内部色(紺色)が塗られているようです。前回のはマチガイですね。



今回は、前回の反省を込めてかなり良い仕上がりになったと己惚れています(笑)。
それにしても、同じ機体なのに国籍マークが違うとかなり印象が違いますね。
また、車輪カバーを外しただけで相当イメージが変るもんです。
灰緑色一色の上に黒々と書かれた文字もなにかすがすがしい美しさを感じるのですがいかがでしょうか?


今回は、なかなか楽しい製作となりました、こんな面白いデカールを出してくださったメディコムさんに感謝!

そんぢゃ!


展示室名

出展品

メーカー

出展者

展示日

第1展示室

日本軍に鹵獲されたカーチスP−40

ハセガワ1/72

地獄猫

9/28

第2展示室

旧日本海軍「鈴谷」軽巡時

タミヤ1/700

bu-suka

10/15

第3展示室

旧ソヴィエト空軍機「YAK3」

SMER 1/72

地獄猫

11/20

第4展示室

ハセガワ 1/72

地獄猫

12/21

第5展示室

百式司令部偵察機III型

アリイ 1/72

地獄猫

1/5

第7展示室

中島97式戦闘練習機
満州国陸軍航空隊飛行学校所属機「奉天弐号」

ハセガワ 1/72

地獄猫

1/21

メールはこちらまで
fnakamura@mac.com

地獄猫さんへのメールはこちら
hellcat22@hotmail.com

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