このコーナーでは私たちの所有するキットのなかで、いつか造りたいんだけどまだ手を付けていないストックまたは新作キットレビュー。そのほかに完成品の作例,失敗例(^^ゞなどを紹介していきます。
はにゃ、地獄猫です。
長いブランクを経て復活したブースカさんのHP、よかったよかった!あたしも是非是非作品を・・・・・・・と言いたいのですがイロイロあってなかなか時間がないんですよね。キットだけは毎週のように買っているのでストックは増えるばかり・・・・・そろそろキット置き場(クローゼットです)が満杯に(トホホ)ガンバッテ「作って」在庫を減らさなくては(笑)
さて、そんな増えるばかりのストックの中から最近買った2点をご紹介します。
どちらもなぜかクルマだったりします・・・・・・・・・。もともと1/72の航空機(特に大東亜戦争中の機体)が専門のあたしですが、最近は戦車やクルマ、はてはアニメ系のキットまで手当たり次第買いくってます(まあ、もともと子供時代に「ガンプラブーム」の真っ只中に育ったせいもあってアニメのロボットは意外と好きなんですけどね)
今回はあらゆる意味で対照的な2点・・・・・まず最初は河合商会さんの「1/38スケールスーパージュニアーカー」シリーズです。
値段はなんと100円(!)あたしの買った模型屋さんは2割引なので実買価格80円!
ユニ○ロがもてはやされ、マ○クのハンバーガーが一個80円で食え、100円ショップで子供服が一着100円で買える(ホント)時代とはいえこの値段はスゴい・・・・・・・・・。
河合商会様恐るべし・・・・・・。
つい、店の棚にあった全シリーズを買い占めて帰ってきてしまひました(笑)・・・ ・・けっこうカイカン。
中身はというと、当然大昔のキットの再生産、再販なのですがキッチリとした箱に入ったいかにも「プラモ」という立派なものです(「箱絵」ってプラモのワクワク感の重要な要素だと思ふ)こういう値段の安いミニプラモはいまや完全に食品玩具(食玩)にとって代わられ絶滅状態ですよね。
でも、あたしの子供の頃は少ないお小遣いをやりくりして買って楽しめるこういう低価格プラモは貴重な存在でした(大きなプラモは誕生日とか特別なときにしか買ってもらえなかったなぁ)。
こういうキットでプラモの基礎技術を習得していったんですよね、いま思えば・・・ ・・・。キット内容はなんと「ゼンマイ走行」です、それも現在主流の「プルバック式」ではなくて、手巻き式!懐かしくて涙が出そうだ(笑)。
キット内容は小サイズながら窓ガラスやライトは透明パーツ、ドアは開閉します、なかなか本格的。ただ、時代が時代だけにドアの合いはかなりワルイです、バリやキズも盛りだくさん(笑)。今回は「走らせて子供と遊ぶ」のが目的なのでドアの開閉は接着して殺してしまひました。
しかし、子供の頃、これまた伝説的な「スーパーカーブーム」の中に育ったあたしにとってはこのシリーズはなんともこころトキメキます。ランボルギーニ・カウンタックなんていまだに憧れの存在ですよ。
このキットも詳しくはわかりませんがスーパーカーブームの頃の金型なんでしょうね。今回はお店になかったのですが、ロータス・ヨーロッパも再販されているのでしょうか?
あったら絶対欲しいな・・・・・・・・なんせあの「サーキットの狼」の主人公の愛車ですからね〜。
さて、お次のキットはといいますと、これまたかなりスゴいキットです。
中国はトランペッター(メーカー名だよな)製の「紅旗CA770TJ」(1/24)という高級車のキットです。実は、行きつけの模型屋さんで売れ残りの半額セールで1000円で売っていたたをつい買ってしまったのでした(笑)多分当初の価格2000円だったら買わなかったと思ふ・・・・・・
まずは箱がゴツい!段ボール箱みたいなガッチリした材質が高級感(?)を演出します(なんのこっちゃ)箱を開けるとごちゃごちゃと細かいパーツが・・・・・・・エンジン等の内部構造まで再現しているようです。かなり作りごたえありそうだなぁ(すでに作る気力半減)驚いたのは一部塗装済み!ということです。車体側面についているマーク(なんというんでしょうね、クルマのことは詳しくないもので)もオドロキの手書き済み!座席や車内の化粧板なんかもランナーについたまま塗装済み!最初ちょっと見て、多色成型なのかと思ってしまった(笑)↑バンダイが誇る技術で、ひとつのプロックで成型色を複数混入できるもの、ガンプラでは「常識」ですねこんなところはいかにも「人海戦術」中国のキットですね。そしていかにも中国っぽいな〜、と思ったのは車内に貼る「赤絨毯」がシールで再現されているコト。
このクルマ、中国のエラ〜イひとがパレードなんかのとき乗る車なんでしょうね〜。キットの説明書き(もちろん中国語)にも1984年の中華人民共和国建国35周年の式典で、とう小平(かな?)同志が乗坐した・・・というようなコトが書いています。あたしも一度こんなクルマに乗って(運転席ではなく後部シートにですよ)みたいもんだ・・・・・・・・・。
今回はものすご〜く対照的な2点でした。
次回はいちお〜「専門」の飛行機をご紹介したいと思ってます、そんぢゃまた!
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