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第3回(担当:地獄猫さん)

チェコ共和国製レジンキャストキット「タ号特殊攻撃機」(1/72)

またこれは超マニアックな、、、ブースカ(笑)

うぴょ!地獄猫です。

なんか久しぶりのこのコーナーです。プラモは2階の部屋の半分を占領するくらいありまして、ここでご紹介したいキットもいっぱいあるんですけどね〜。(なかなか原稿を書く時間がない)

プラモって、もちろん作るために買うんですが、実際はそうぢゃ無い場合が多いんですよね。プラモ屋さんで突然欲しくなったキットを衝動買いして、家に帰って箱を開けて中のパーツをじっくり眺める(あるいはちょっと仮組みする)それでもう満足しちゃう・・・・・・・というパターンがけっこうあります。(ブースカさん、そうですよね〜(笑))

(ブースカから):そうですね。つい箱絵とか見てると知らず知らずのうちに手が伸びて、ふらふらとレジに向かっている自分に気がつくときがあります(笑)。外国製のキットなどは中身が見えないものもあり、家に帰ってから初めてご対面し、一喜一憂なんてこともしばしば、、。あまり期待しないで買ったものがすごく出来のよいものだったりすると、とても幸せですね。さいきん「うっとり」したのは、アキュレイトミニチュア社の「アベンジャー」でしょうか。将来ブッシュ元大統領搭乗機でも作りたいですね。しかし、眺めて二度と見ないものもありますけど、、、。でもこの飛行機の存在はわたしは知りませんでした。さすが地獄猫さん(笑)。

う〜ん、どうしてなんでしょ?

と、前フリが長くなっちゃいましたが、今回ご紹介するのはチェコ共和国製レジンキャストキット「タ号特殊攻撃機」(1/72)です。

みなさんは「チェコ」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?日本人にとってほとんどなじみのない国ですよね。ところが、日本機を愛する飛行機モデラーにとってチェコという国は足を向けて眠れないほど有り難い国なんです。

実は、日本のメーカーさえ出さないマイナーな日本機を、チェコのメーカーが精力的に出してくれているんです。どうやら、チェコには熱狂的な大戦中の日本機マニアが多数いるようですね。詳しい事は全然判らないんですが、そうとしか考えられない・・。

もしかしたら、模型自体盛んな国なのかもしれませんな〜。一度行ってみたい!チェコの人にとって、日本という国はどんな風に見えているんでしょうね?

今回ご紹介するキットもチェコからの輸入品なんですがメーカー等は不明です。

なんせキタナイピニール袋にキャストのパーツとコピーの説明書が一枚入っているだけ・・・・・。それも、説明書は日本の某誌から無断転載した実機の写真と3面図、それにシロウトが描いたような組み立て説明図が載ってるだけのシロモノです。

パーツは機体が小さいだけにチマチマしたものがゴチャゴチャと入っています。

そして気になる値段はなんと3300円

彼女に話したら呆れ返ってしまひました(笑)確かに興味のない人にとってはこんな小さいモノに3千円も出すのは理解に苦しむんでしょうな〜。このへんは「マニア」という人種と一般の人のギャップを感じますね。(あたしゃ2つも買っちゃったんですけど・・・・・・・)

さて、「タ号特殊攻撃機」の実機の紹介ですが、それはもうブッ飛んでます。

大戦末期、もう既に戦況が大きく悪化して、通常の作戦では日本本土に迫り来る米艦隊に対抗する事が出来なくなった状況下、帝国陸海軍は「特攻」専用兵器を次々と計画開発してゆきます。陸軍においては、ブリキ、トタンを多用した使い捨て特攻飛行機「剣」海軍では、93式酸素魚雷に人間を載せて操縦させるよう改造した人間魚雷「回天」、ベニヤの船体に自動車のエンジンをつけた特攻ボート「震洋」、有人飛行爆弾「桜花」、、。

これらのうち、陸軍の剣を除いては、実際に使用され、多くの人命(もちろん日本兵の)を奪いました。(剣は、100機弱作られたんですが、実戦には使用されませんでした)この他にも、幸いにして計画だけに終った特攻専用機として、海軍の「梅花」「藤花」、試作機が作られただけの「橘花」等があります。いずれも、極度の資源不足を背景に、ブリキ、トタン等を多用した、簡単な構造の安易な兵器でした。

今回ご紹介する「タ号特殊攻撃機」は、昭和20年2月、「国際航空技術研究所」で計画、試作された特攻専用機です。(もちろん実際には使用されませんでした)

なんとこの機体、エンジンなどを除いて、全て木製!エンジンは100馬力の「四式基本練習機」のものを流用しています。(参考までに零戦は1000馬力弱のエンジンを積んでます)

そして、機体を作る為の木材!山から木を切りだして乾燥させて・・・・なんて悠長なことをしているヒマはありません。なんと「電柱」を切り倒してそれで機体を作るという計画でした。(冗談ではありませんよ)それも、既に正規の工場、技術者も激減した状況下、「カンナとノコギリを使える者なら誰でも作る事が出来る」ようにと、機体は直線でまとめられています。通常の戦闘機さえ、動員された女学生や婦人の手で作られていた状況とはいえ、これはスゴすぎる・・・・・・・・・・。

もう、ほとんどやけっぱちのようなムチャクチャな飛行機ですが、「タ号」の「タ」は「竹槍」の「タ」だそうです・・・・・・・・(絶句)

タイトルに「超ゲテモノ」と書いた理由が分かって頂けました?そんぢゃ、このへんで!

次は何にしようかな〜。

■これまでのキットのご紹介■

展示室名

出展品

第1展示室

シュトルモビク

第2展示室

重巡利根


ご意見・ご要望はこちらまで
hellcat22@hotmail.com


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