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■第6回(担当:地獄猫)18-JUN-1997■

ツポレフSB−2(1/72)

ラボーチキンLA−7(1/72)

P.Z.L.P−23−B「KARAS」(1/72)

うぴょ!地獄猫です。

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

あたしは相変らず絶好調です(趣味だけは・・・・・(笑))ここんとこよくあたしのお気に入りの門前仲町のプラモ屋さんにゆくのですがその度にキットを買い込んでたりします。

日本の大手メーカーは一時の新製品ラッシュも落ち着いた感じでひたすらデカール替えのマイナーチェンジに明け暮れているのでイマイチなんですが海外からの輸入キットは面白いキット珍品ゲテモノが結構入ってきてますね!特に(有)バウマンさんが輸入してくれる東欧&旧共産圏諸国のキットはいいっす!)今回ご紹介するのもそうした輸入キット達です。

その前にまずはコレ。(注:ここに画像「toyplane」を挿入願います(業務連絡(笑)))

1/72の三式戦闘機飛燕&その他です(笑)(ブ、ブースカさんスミマセン・・・・・・・・ギャグです。許して〜(笑))これは先日千葉県は市川市のトイザラスに行ったとき見つけて買ってきたものです。3機入りでなんと90円。これが意外によく飛ぶんですよ。それにしても「これのどこが飛燕ぢゃ」というインパクトのあるマーキングがオシャレ。(笑)90円でメいっぱい楽しませてもらってます。

・・・・・・・・・じ、冗談はさておいて

まずは前述のバウマンさんが輸入してくれたポーランドはシムテック社製1/72ツポレフSB−2(エスベーと発音)です。これはゲテモノ。スゴい。感激。キット自体は旧フォロッグ社製の再版・・・・ということですがよく分かりません。このエスベーと言う爆撃機は日中戦争〜太平洋戦争時の日本陸海軍とは深〜い縁のある飛行機だったりします。というのもこのエスベー、ソヴィエトから中国軍に供与され日本軍と戦ったのですがそのグロテスクな容姿に似合わず時速400キロを超える(戦闘機よりも速い!)高速軽爆撃機で日本軍の基地を度々奇襲攻撃しかなりの戦果を挙げています。

また、それだけにとどまらず、後の日本陸海軍の航空計画に大きな影響をあたえています。昭和14年10月の日本軍漢口飛行場に対する中国空軍のエスベーによる爆撃は特に甚大な被害をもたらし日本海軍の幹部多数が死傷、在地の航空機数十機も被害をうけました。

この事件をきっかけに海軍では基地防衛用の防空戦闘機(海軍では局地戦闘機と呼称)の必要性を感じ、三菱に試作を内示、それによりつくられたのが後の雷電です。また陸軍ではエスベーに対抗すべく同様のコンセプトの軽爆撃機を持とうとしました。それが川崎のキ−48九九式双発軽爆撃機です。

こうした意味で日本機マニアとしても是非一度は作ってみたい機体なんですがなんとエスベーのキットは今回御紹介する旧フォロッグ社製キットだけだとか・・・・・・。

ところがこのキットもうスンゴイ出来なんですよ。ほとんど粘土細工のようなモノスゴイ作りです。クリアパーツもキズキズで半透明状態・・・・・・・・・・・。まあこの際ゼイタクを言うのはよしましょう。この機体をプラモとして作れるだけでも有り難いことです。あ、デカールは新規のものが入ってるとのことで良好ですよ。(東欧諸国のキットはデカールがトホホ・・・なものが多い)

デザイン的にもソヴィエト機独特の上半角の無い巨大な主翼とノッペリした胴体がブキミな感じで個人的には好きです。


次にご紹介するもの同メーカーのソヴィエト機1/72ラボーチキンLA−7です。

これもキットの内容的にはエスベーとほとんど同じ。これまたポーランドのメーカー「KP」と中身は同じとのことです。ただ、デカールは良好。

大戦中のソヴィエト機は対戦したドイツ空軍が強すぎた&華麗過ぎた(笑)為に「やられメカ」的なイメージがありますが、どっこいなかなか味があります。ヤコブレフ、ミグ、ラボーチキンとそれぞれ特徴的な機体設計、地味なソヴィエト軍にしては意外に思えるほど派手なマーキング等々・・・・魅力は結構あります。個人的には大好きなんですが資料の少なさには泣けてきます。


さて最後にご紹介するのはちょっとかわってフランスのメーカー「Heller」のキット1/72「P.Z.L.P−23−B”KARAS”」です。

これは新キットではないのですが奇妙な形に惹かれてつい買ってしまひました。デカいキャノピー、1930年代の定番、スパッツ付き固定脚&エンジンのタウネンドリング、下部に張り出した銃座と見れば見るほど、妙なデザインですね。キットの解説によると昼間、夜間両用、長距離偵察機兼爆撃機(?)のようです。(ああ、英語力が欲しい・・・・・・・・・(悲))

キットの出来はそこそこすんなり組めます。またデカールは良好です。早速作ってしまひました。全くの素組みでして、塗装も単色なので簡単。こういうキットは作っていて楽しいですよね。

また主翼上面の国籍マークは左右、場所がちがっていますが、貼る場所を間違えたワケではありません(笑)。キットの塗装図もこうなっています(それにしてもミョ〜ですね)

また、キットの説明図には、パーツにカラーの番号が細かく指示されているんですが、なぜかその番号が何色なのかはどこにも書いてないという・・・・。よって、塗装は箱絵だけが頼りです。これはちょっと弱りました。

でも、完成したキットをボ〜ッと眺めていると・・・・・・・・・やっぱりヘンだ(笑)。

それでは、今回はこのへんで。

■これまでのキットのご紹介■

展示室名

出展品

第1展示室

シュトルモビク

第2展示室

重巡利根

第3展示室

タ号特殊攻撃機

第4展示室

飛龍・ミッチェル

第5展示室

川崎キ−64


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fnakamura@mac.com


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