このコーナーでは私たちの所有するキットのなかで、いつか造りたいんだけどまだ手を付けていないストックまたは新作キットレビュー。そのほかに完成品の作例,失敗例(^^ゞなどを紹介していきます。
あうあう、地獄猫です。
このコーナーもご無沙汰してました(笑)スミマセン。実は、模型屋さんにはしばらく行ってなかったもので・・・・・・・。
まあ、ストックがエラい増えてしまったので、しばらくはストックの消化に専念していた、という理由もありますが。
先日、久々に模型屋さんに行って新しいキットを買ってきました。今年に入って帝国陸軍機キットの動きはあまりないようで寂しいのですが、今回も面白いキットを買ってきましたよ。
まずは、ハセガワ・モノグラムの1/200「ツポレフTu−16バジャーA」です。これは戦後のソヴィエト連邦空軍の爆撃機で、当然ジェット機・・・・・・・。実は、ソヴィエトの爆撃機ってけっこう好きだったりします。不気味なかんじがいいですよね。
ソヴィエトの本格的な大型爆撃機はアメリカのB−29のフルコピーから始まったんですが,(ソ連領内に不時着したB−29を押収して文字どおり、そっくりそのままコピーしちゃったという(笑)ホントかウソか知らないけど被弾のため応急パッチした箇所まで忠実にコピーされてたとか・・・・・ホントかな(笑))以後、独特の発展を遂げています。
ほっそりした鉛筆のような機体に後退角の鋭い主翼、そして無塗装ギラギラの不気味な機体は冷戦当時、よく日本周辺に出現し自衛隊機のスクランブルをうけていましたね(笑)
さて、機体の方はモノグラムの製品なんですが、金型が作られた時期はけっこう古いようです。バリがけっこうあります。全面凸モールドでリベットがちょっとウルさいですね。他はこれといった特徴はありません。1/200というスケールですから細かい点をあれこれ指摘してもしょうがないですからね〜。
全体的には、なかなかフンイキが出ていますよ、それにとても作りやすいキットです。資料もそれほどないし、スケール的にも「気合を入れて作る!」というモノではないので、気分転換にちょっと組み立てるにはもってこいのキットですね。じつは早速作り始めていたりして・・・・・。
今回はさらにマイナーな中国空軍バーヂョンのH−6爆撃機にしようかと思ってます・・・・マイナーこそ我が人生!(笑)
さて、お次はこれまた珍しいチェコのキット!それも 三菱の九七式二号艦攻!おおっ、なんと・・・・・・・・・・・・・・。一号、三号はハセガワさんから出来がよくて値段も安い良質のキットが出ていますが、二号艦攻はマイナーな存在ですよね。この他に二号艦攻のキットは出ているんでしょうか?あたしは見たことないけど。
実機の方は、昭和10年の次期艦攻試作競争で中島機(後の一号、三号艦攻)と争った三菱側の機体でして、中島の機体が引き込み脚などの新技術を積極的に採用したのとは対照的に固定脚で無難な設計の機体・・・・といったところでしょうか。この2機の性能試験では両者伯仲した性能を示し、結局両者とも正式採用されたのでした。
ただ、「将来性」という点で中島機(一号艦攻)の方に生産の重点がおかれ、三菱機の二号艦攻は120〜150機程度の生産数に止まったということです。そして、正式採用された二号艦攻も実戦にはほとんど使用されず練習機としての使用が主だったとか・・・・・・。
確かに、パッと見ても中島の一号、三号艦攻の近代的スタイルと違って、ちょっと無難にまとめすぎたかな?とも思える機体ですよね。余談ですが、側面形は数年後の同じ三菱機、九八式陸上偵察機と酷似しています。
さて、キットの方ですが、AMLというチェコのメーカーの簡易射出キットです。1/72で1900円・・・・ケチなあたしもこの珍しいキットならこの価格は安い!(笑)
中身は、以外と出来がいい!驚きました。まあ、簡易射出キットだけあって、モールドのダルさはいかんともしがたいですがたいした問題ではありません。細かい点までよく作られており、パーツ数も多いです。さっそく作りたくなってきた(笑)
それにしても、何故にチェコ共和国!・・・・・・・チェコ恐るべし(笑)このキットに限らずチェコのメーカーは日本のマイナーな試作機をよくキット化してくれています。う〜ん、もともと模型が盛んな国なのか、熱狂的な日本機マニアがいるのか???いずれにしても、あたしのような日本機ファンは、チェコに足を向けて眠れないですな(笑)ありがたいことです。
そんぢゃ!
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