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このページは地獄猫さんが製作したプラモデルを紹介するページです。

彗星制作日記(1)

彗星制作日記(2)

彗星制作日記(3)


 空技廠 彗星制作日記(4)

完成まで(画像9枚使用)

うぴょ、地獄猫です。

なんかずいぶん間があいちゃいましたな。別に製作そのものをサボっていたわけぢゃなくていろいろ遊びまわってたからだったりします(笑)。彗星自体はもう一週間も前に完成していたんですけどね。

というわけで今回で彗星最終回です。

そんぢゃちょっとさかのぼって機体下面の塗装から・・・・・。

彗星の機体下面は例によって日本機の標準「灰白色」です(いわゆる薄いグレーですな)。ただ「灰白色」といっても日本機のバアイなかなかクセモノでして、なにせ塗装がオリジナルのままの実機はほとんど存在しない。軍の公式資料も残っていない。というわけでとてもムツカシイのです。

いちお〜ラッカー系塗料でも「日本海軍機下面色」といったような名で近い色は出ているのですがいまいちアテになりません。やはり自分で色々資料をあたって想像をふくらませて自分で色を調合するのが一番でしょう。

今回の彗星の下面色は陸軍機のような僅かに茶や緑の入った複雑な下面色ではなくホワイトに単純にブラックを極少量加えたシンプルな灰色です(各種資料から総合して判断してます)。

どれくらいの割合か?・・・・は適当にやっているので判りません(笑)。あとフラットベース(つや消し剤)は多めにいれます。

出来あがった色でまず機体下面を塗装。あたしはエアブラシを使っていますが、やはりエアブラシは必需品ですね。

下面を塗り終わったらマスキングテープで覆います。彗星は機体側面が波形の塗り分けになっている以外は特に難点はありません。日本機のマスキングはラクでいいですね〜。イギリス空軍等の3色迷彩なんかはウンザリしますよ。そうそう、マスキングの際は色の境界をボカす為わざとマスキングテープの端をデザインナイフ等で起こして浮かせます!あまりにもキッチリと色の境界が出るとなんかオモチャっぽくなってしまうので・・・・。

あっこの彗星は「夜戦」ですので機首側面は艦爆当時の波形塗り分けではなくて、機首下面まで回り込んでいますのでご注意を。

機体上面色はこれまた日本機標準の暗緑色ですがこれも下面色のところでご説明したとおり一筋縄ではいきません。

日本海軍機の暗緑色はMrカラー(グンゼ産業)の15番と124番等があり、昔からある15番は、はっきりいって使えません。124番の方は比較的最近日本機の色を最新の研究のもとに再現しようということで三菱系、川崎系、中島系というように非常に細分化して加えられたカラーです。これを使えば全く問題無いですね。

今回は「124番三菱系の暗緑色」をベースに15番の暗緑色等を加えて自分で調合した色です。

そしてここでちょっとテクニックを。(笑)

ただ単に一色で塗っただけではオモチャのような感じになってしまいます。大戦中の軍用機は、基本的に飛行場に野ざらしに置かれているので太陽による退色(色あせ)がみうけられます。これを表現するんですな。

方法は簡単!ベースとなった色にホワイトを混ぜてアクセントをつけながら、もう一度重ね塗りするんです。とくに主翼の上面は一番太陽に照りつけられる場所ですので特に退色が激しいものです。けっこうハデにやりましょう(笑)。

当時の写真をみても日本の機体は塗料自体の質が悪いためかなり退色してます。ここまで出来たらいよいよマスキングテープをはがします。この瞬間がけっこう好きなんですよね〜。今回も特に問題なく塗装が完了しました。

次にプロペラ機のバアイ、プロペラによって巻き上げられる砂粒小石等が機体に叩き付けられて、塗装が薄くなっている部分があります。またパイロットが操縦席に入るさい足をかける主翼付け根付近などは摩擦で同じように塗装が薄くなっています。

これらを再現する為に、シルバーを部分的に吹き付けます。特に主翼前縁、機首部分を中心にアクセントをつけましょう。

ここまできたらデカールも貼れますね。デカールについても貼ってそのままではまるでオモチャのようですので、機体を塗った暗緑色を軽〜く上から吹き付けます(ホントに軽〜くですよっ)。そうするとデカールの「浮いた」感じが消えて落ち着きます。

さて塗装はほとんど完成なので脚を作るとしましょう。このキットで一番気に入らないのは脚カバーです。なんといっても厚すぎる。

ここは思い切って自作しましょう。あたしが使っているのはなんとビールの空缶(笑)。カッターでも切れるし強度は充分だしとても使い易い素材です。もとのパーツを定規代わりにしてエンピツでアルミ板に形を写してカッターで切るだけ。簡単です。

完成した脚を取り付けてプロペラを取り付けるともうほとんど完成です。あっ、排気管の排気が出るあたりには「スス」の汚れなんかも再現してあげましょう。

そして最後に全体のツヤを整える&デカール表面の保護のためフラットベースを入れたクリアをサッとひと吹き。なんかずいぶん手間暇かけてるようですが慣れりゃそれほど苦になりません。

あとはキャノピーのガラス部分のマスキングテープをはがしアンテナを張っていっちょうアガリ。完成です!

出来上がった彗星をボ〜ッと眺めてるとなかなかカッコイイ。

モデラー至福の瞬間です。(ね、ブースカさん!)

(ブースカ:最高の瞬間です。造った自分をほめてやりたい気分になりますよね!)

作って気が付いたのですがフジミの彗星は思ったより組みにくいキットでした。

特にキャノピーと胴体の合せが良くありません。丁寧にすり合わせないとダメですね(あたしは気づかず接着してしまひ、かなり隙間ができてしまひました)。各部のパーツもそれほどピッタリ決まるわけではありません。ただパーツ数自体少ないですから製作にはそれほど時間はかからないと思います。

なんか最終回は駆け足になってしまひました。

次回のお題は「中島飛行機」で決まりですか?ブースカさん!

(ブースカ:は〜い。そうしましょう!!)

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