プラモデルの完成品を展示いたしております。
展示室名 |
出展品 |
メーカー |
出展者 |
展示日 |
ハセガワ1/72 |
9/28 | |||
タミヤ1/700 |
10/15 | |||
SMER 1/72 |
11/20 | |||
ハセガワ 1/72 |
12/21 | |||
第5展示室 |
百式司令部偵察機III型 |
アリイ 1/72 |
1/5 |
あうあう、地獄猫です。
皆様、明けましておめでとうございます!
こうして、ブースカさんのHPでプラモデルの記事を書かせて頂くようになって二年目に突入するワケですね。(bu-suka:なんか早いですねえ。私も年をとるわけだ(x_x)☆\(^^;)。)
今年もよろしくお願いします。
二年目の抱負・・・・・ですが、すでにライフワークとなりつつある帝国陸軍機(特に隼)はもちろんですが、海軍機や他の国の色々な飛行機にも挑戦しようと思っています。
また、飛行機だけでなく、キャラものやフィギュア、艦船なんかにも手を広げたいと考えてます。
特に、艦船モデルについてはブースカさんという素晴らしいお師匠さんがいますので(笑)参考にさせて頂きたいですね〜。(bu-suka:(^^ゞ。おてやわらかに)
今年も相変わらずのヘタっぴ〜&悪文ですが、今年もお付き合いくださいね。
さて、今年は寅年!
ということで、新春特別企画(笑)帝国陸軍の独立飛行第18中隊、通称「虎部隊」の百式司令部偵察機III型を作ってみました!
米陸海軍や第三帝国空軍に比べ「地味」なイメージのある我が帝国陸海軍ですが、陸軍では各部隊独特の「部隊マーク」が決められていまして、その様々なデザインは地味な機体塗装にちょっとばかり花を添えています。
実際に先の大戦を戦った空中勤務者(パイロット)や整備にあたった方々もこの部隊マークには限りない誇りと愛着を抱いていたといいます。
有名な部隊マークや面白いマークといいますと、「矢印」の飛行第64戦隊(加藤隼戦闘隊)や「羽の生えた数字の8」の飛行第8戦隊(通称タコ八)などがありますが、大戦中の陸軍航空隊中、最も大胆でかつ芸術的といえるのが今回の独立飛行第18中隊の「天翔ける虎」ではないでしょうか?
独立飛行第18中隊は中国大陸を部隊に活躍した偵察部隊でして、97式司偵を装備していた昭和14年当時、公募によって決められたのがこの虎のマークだそうです。
「虎は千里を行き千里を帰る」という諺がまさに偵察部隊の活動にマッチしていたからでしょうね。
このマーク、当初は絵心のある部隊員が描いていたんですが、昭和18年、当時漢口に滞在していた画家の高木英矩氏に依頼し、同士に描いてもらうようになったということです。まさに軍用機の尾翼をカンバスにした「絵画」ですね。
キットはアリイ製の1/72!
このキット、結構古いもののようで、ややバリやヒケのある部分もありますが、総じてパーツ合いは良好!パーツ数も適当で作りやすいキットです。
全面にやや荒い梨地がかかっており、人によってはちょっと気になるかもしれません。
パネルラインはキッカリとした凹モールドでなかなかいいです。
製作上は特に問題となるところはありません。
アンテナ支柱はちょっと形状がヘンなのでここは真鍮棒で自作したいところです。
実は、今回もアンテナを自作して取り付けたんですが、III型の多くはアンテナ支柱を撤去していたことが判明!
実際アンテナ支柱を撤去している機体の写真はじつに多いです。
今回の独立飛行第18中隊機も撤去しているようなので泣く泣く外しました(笑) せっかく作ったのに・・・・・・。
脚カバーはパーツに厚みがあるんですが、曲面で構成されているのでアルミ板で自作するのはちょっと無理そうだったので、パーツを薄く削って使用しました。
あ、もちろんピトー管は真鍮パイプで自作です。
さて、塗装ですが、百式司偵のカラーにはとても難儀します!
帝国陸海軍機の基本色である濃緑色の機体はいいんですが、これ以外に「暗褐色」「茶褐色」「赤土色」といった色の機体がかなりあるんです。
これらの色はかなり微妙な色で、調合がとって〜もムツカシイ(笑)
また、当時の写真を見ても濃緑色との区別がなかなかできません。
資料も少ないのでまいりました。
結局、濃緑色、レッドブラウン、軍艦色に微量の黄、黒を混ぜてそれっぽい色を調合しましたが、この色が正しいかどうかは、イマイチ自信がないです。
どんなもんでしょ?
デカールは機体側面の日の丸が白フチなしなので、ここはストックから適当に拾って貼ります。
主翼上面はよくわかる写真が少ないものの同じく白フチなしと判断しました。
今回の「目玉」天翔ける虎のマークですが、手書きなんてとってもムリ(笑)なので、作りかけの同じアリイ製の百式司偵II型からもらってきます!
ありがたや・・・・・・。
ところが!
今回は、写真の残っている昭和18年6月に漢口飛行場上空で撮影された機体を作ろうと思っていたんですが、いざデカールをはってみると、少々サイズが小さいようです。
写真の機体は虎が一回り大きく描かれているんです。
(なんせ高木画伯が一機一機手書きしているのでまったく同じ絵は一つとしてナイ!)
仕方ないので、機体は特定せず、ただ単に「独飛18中隊のIII型」としてお茶を濁しました(笑)
よって機番号はいれてません。
まあ、こういう機体もあったんではないかと・・・・・・。
なんか新年早々ヒドい手抜き(笑)
完成した百式司偵を眺めて見ると・・・・・。
やはりIII型の「段無しキャノピー」が目を引きます。
どことなくSFチックだと思いません?
エンジンナセルもとても美しい曲面です。
全体的に洗練された美しい飛行機ですね。
キットを完成させて「ずいぶん脚が弱さそうだな〜、なんか折れそう・・・・」と思ったんですが実際の機体も脚の強度不足が指摘されていたそうです。
次は、何を作ろうかな〜?
同じ独飛18中隊の97式司偵も作りかけがあるんですが、3色迷彩はメンドくさそう(笑)
米軍側の「天翔ける虎」部隊、アメリカ義勇飛行隊「フライング・タイガース」なんかいいかも?
それではまた!
展示室名 |
出展品 |
メーカー |
出展者 |
展示日 |
ハセガワ 1/72 |
1/21 |
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