- このコーナーでは私たちの所有するキットのなかで、いつか造りたいんだけどまだ手を付けていないストック
- または新作キットレビュー。そのほかに完成品の作例,失敗例(^^ゞなどを紹介していきます。
はにゃ、地獄猫です。
前作から一体何ヶ月ぶりの新作紹介でしょう?(笑)
どうもスミマセン、プラモはけっこう作っているんですが、なかなか文章書く気力がなくて・・・・・・。まあ、半年造り溜めた完成品、おいおいご紹介してゆくつもりですのでヨロシクお願いします。
さて、今回はリハビリがてら、お手軽作品ですがどうかおつきあいのほどを・・・・。
アリイの「コンバットセット」より大日本帝国陸軍の「九七式手榴弾」(1/1スケール)です。なかなか手に入らないキットですよね、コレ。
もともとサバイバルゲーム用の安価なアクセサリ的なキットでして、かなり古いモノです。他に、ラバー製の軍用ナイフ(小銃に着剣できる)とかスコープなんかもありましたっけ。(ナイフはまだみかけますが、スコープは最近見かけないなぁ)
ぢつは、今回のキットを入手したのも「模型屋」ではなくて「モデルガンショップ」なんですよ。この製品のユーザー層を的確に表してますね。
プラモとしては「珍キット」と言えるでしょうね、手榴弾のプラモなんて、おそらく新金型でインジェクションキット出すようなメーカーはもう日本にはいないでしょう(ちょっと残念ですが)。もう、こういうアイテムはガレージキットメーカー(あるいは個人)の守備範囲なんでしょうな。
余談ですが、戦争末期の「陶器製手榴弾」などは実物が出回ることがあります・・・
でもなぁ、けっこう安いけどあんまりいらないなぁ(笑)キットはドイツ軍の39型手榴弾と2個セットになっていますが、確かこのシリーズでは、他に米軍の手榴弾や有名なドイツ軍の「ジャガイモつぶし」もあったと思います。
さて、九七式手榴弾ですが、旧軍に興味のある人間にとってはとても身近な存在ですね。陸軍兵士としてさきの戦争を戦われた方の手記を読みますと必ずといっていいほど出てくる、日本軍兵士にとって三八小銃、ゴボウ剣と共に最もポピュラーな兵器といえるのではないでしょうか。
接近戦のメインウエポンとして、そして最期の自決用として・・・・・・九七式手榴弾は日本軍の光と影を象徴している兵器・・・そんな気がします。あたし自身、日本軍兵士といつも共にあったこの手榴弾にとても興味がありまして、このキットは「立体資料」として大変ありがたいものでした。
手触りや重量感なんかは、絵や写真などでは絶対得られないですからね。
そういう理由で、このキットをつくるにあたっては中にナットを大量に入れて重さも実物に近いものにしてあります。(ホントは釣り用の鉛を入れようと思ったんですが100円ショップでナットのセットがあったのでそれを使いました(笑))手にとってみるとけっこうずっしりきます。
こいつを何個も身につけて行軍するのはけっこうタイヘンだったろうなぁ・・・・・そう思いました。(敵の追撃速度が速すぎたり等の理由で)野戦病院が閉鎖する際には、動けない病人
一人一人に手榴弾を手渡した、という悲しい話も聞きます。
また、手榴弾の最後の一個は自決用に必ず残しておくのが当時の兵士の「常識」だったとか・・・・・・・。
「模型」には違いありませんが、この九七式手榴弾を手にとって眺めていると、当時の兵隊さん達の心境を色々考えてしまいます。実物のハナシですが、点火してから爆発までが7〜8秒とすこし長めで、大陸の戦闘では敵に投げ返されるケースもあったので、点火してから「いち、に、さん」とカウントして投げるといったことが行われたりとか、南方では湿気のためか不発が多かったとか、なかなか兵隊泣かせの兵器だったようです。
でも、戦争末期の撤退戦などでは、タコツボに陣取った分隊単位の戦力が死守命令を受けて、数丁の三八小銃と手榴弾だけで数十倍の敵を何日も食い止めたというようなこともあったそうでやはり戦闘では頼りになる兵器だっのでしょう。そういえば現在のわが陸上自衛隊どんな手榴弾をつかっているんでしょうね?
次回はちょっとアニメ系に走ってみようかな?
それでは、また!
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